日本を代表するミュージシャン、藤井風さんとVaundyさん!
曲を出せばチャートインも当然で、両者とも国内外に多くのファンがいます。
人気が出た時期や売れ方が似ていることから、ふと(どっちが人気なんだろう?)と思った人もいるのではないでしょうか。
この記事では、以下の5つの指標から「どっちが人気なのか」を検証していきます。
藤井風とVaundyはどっちが人気?

藤井風さんとVaundyさんは、どちらも今の日本音楽シーンを代表するアーティストです。
それぞれが独自のスタイルと世界観でファンを魅了していますが、実際の人気はどうなのでしょうか?
ここでは、5つの指標の具体的な数字を比較してみましょう。
※すべて’25年4月12日現在です。
YouTube登録者数
YouTubeの登録者数は、アーティストのオンラインでの影響力を示す一つの指標です。
YouTube | 藤井 風 | Vaundy |
登録者数 | 約459万人 | 約227万人 |
総再生回数 | 21億回 | 19億回 |
この数字から、YouTube上では藤井風さんの方が多くのフォロワーを持っていることがわかります。
Instagramフォロワー数
Instagramのフォロワー数は、アーティストの日常やビジュアル面での人気を示す指標です。
藤井 風 | Vaundy | |
フォロワー数 | 約263万人 | 約97万人 |
Instagramでも、藤井風さんの方が多くのフォロワーを持っていることがわかります。
ファンクラブ会員数
藤井風さんのファンクラブはありません。
ライブ情報などは基本的に「藤井風公式無料アプリ」で発信されます。

また、藤井風さんは、Facebookでのフォロワーが10万人以上います。
Facebookには海外のフォロワーも多くいるようです。

一方、Vaundyさんの公式ファンクラブ「Vaundy ART Work Studio Members」は、チケット先行受付や限定コンテンツなどを提供していますが、会員数に関して具体的な数値は公開されていません。
しかし、Vaundyさんのライブチケットの倍率が高いことからも、会員数が非常に多いことが推測できます。
2024年~2025年にかけて開催された「one man live ARENA tour2024-2025」ではチケットの当選倍率が、最高11倍と高く、人気の高さがわかります!
ファンクラブ会員数では、どちらが多いかは判定できません。
楽曲売上
続いて楽曲の売上を見ていきましょう。
デジタルシングル・合算シングル売上(オリコン)
アーティスト | 主なヒット曲 | 最高順位 | 登場回数(週) | 備考 |
---|---|---|---|---|
藤井風 | きらり | 1位 | 118週(デジタル)/150週(合算) | ストリーミング5億回突破 |
花 | 3位 | 39週(デジタル)/41週(合算) | ||
旅路 | 1位 | 31週(デジタル)/12週(合算) | ||
満ちてゆく | 3位 | 32週(デジタル)/42週(合算) | ||
死ぬのがいいわ | 33位 | 25週(合算) | ||
Vaundy | 怪獣の花唄 | 5位 | 123週(デジタル)/169週(合算) | ストリーミング9億回突破 |
不可幸力 | 18位 | 33週(デジタル)/96週(合算) | 4億回再生突破 | |
踊り子 | 11位 | 93週(デジタル)/104週(合算) | 3億回再生突破 | |
napori | 24位 | 65週(合算) | 3億回再生突破 |
ストリーミング再生回数(Billboard JAPAN)
アーティスト | 曲名 | 累計再生回数 |
---|---|---|
藤井風 | きらり | 5億回 |
Vaundy | 怪獣の花唄 | 9億回 |
Vaundy | 不可幸力 | 4億回 |
Vaundy | 踊り子 | 3億回 |
Vaundy | napori | 3億回 |
Vaundy | 花占い | 2億回 |
Vaundy | ほか計14曲 | 1億回以上 |
アルバム売上
- 藤井風『HELP EVER HURT NEVER』
- 初週売上:14.4万枚(オリコン)
- Billboard JAPAN初週売上:142,921枚(CD)、デジタルDL:10,028DL
- オリコン週間アルバムランキング1位獲得
最新曲の売上
- 藤井風「真っ白」
- 2025年2月28日リリース、初週DL:11,247DL(Billboard JAPANダウンロードソング2位)
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楽曲売上のまとめ
藤井風さんは「きらり」がストリーミング5億回再生を突破し、デジタル・合算シングルともにロングヒットを記録。
アルバムも初週14万枚超の売上を記録している。
Vaundyさんは「怪獣の花唄」がストリーミング9億回を突破し、ほかにも1億回再生を超えるヒット曲が14曲と、ストリーミングでの強さが際立つ。
両者とも国内トップクラスの売上実績を記録しており、どっちが人気とは判定できません。
・藤井風さんはアルバム・シングルともに安定した売上、
・Vaundyさんはストリーミング再生数で圧倒的な記録を持つ点が特徴的です。
ちなみに藤井風さんは、2020年にリリースした「死ぬのがいいわ」が、アメリカでゴールドディスクを獲得しています。

ゴールドディスクは、楽曲の米国でのデジタルシングルの販売や、ストリーミング再生が一定数を超えた楽曲が認定されるもので、今回の藤井風さんの認定は、昨年10月の米津玄師さんに続き日本人アーティストで2人目の快挙になった。
ライブツアーの規模
藤井風さんは2024年にアジアツアーを成功させ、国際的な人気を確立しています。
2025年7月1日からは初めてのヨーロッパツアー「FUJII KAZE EUROPE TOUR 2025」を予定。
海外での公演も多くなっている藤井さん。
一方、Vaundyさんは2026年に4大ドームツアーを予定しており、男性ソロアーティストでは史上最年少での開催となる予定です。

ライブツアーの規模でみると、藤井風さんの方が大きい。
このように、両者ともに国内外での活動を積極的に行っており、それぞれのフィールドで大きな成果を上げていることがわかりますね。

まとめ
今回は、藤井風さんとvaundyさんは「どっちが人気なのか」について、5つの指標から検証してみました。
①YouTube登録者数では、2025年4月12日現在、藤井風さんが約459万人でVaundyさんの227万人を上回っている。
動画の総再生回数も、藤井風さんは21億回でVaundyさんの19億回を超えている。
②Instagramフォロワー数は、藤井風さんが263万人、Vaundyさん97万人。
③ファンクラブ人数は、どちらも明らかにされていないので判定できない。
④楽曲売上では、
・藤井風はアルバム・シングルともに安定した売上であり、
・Vaundyはストリーミング再生数で圧倒的な記録を持つ。
⑤ライブツアーの規模では藤井風が一歩リード。
・藤井風はアジアツアーを成功させ、2025年はヨーロッパツアーを開催予定。
・Vaundyは2026年に国内4大ドームツアーを予定。
どちらも独特の世界観をもち、多くのファンをもつ超一流のシンガーソングライター。
これからも2人が生み出す音楽の世界観を楽しみにしたいと思います!
「藤井風とvaundyどっちが人気?5つの指標から検証!」を読んでいただき、ありがとうございました。